H27式のN-BOXスラッシュが入庫しました。
軽自動車で初めて電動パーキングブレーキを採用ということで、いったいどのような構造になっているのでしょう?
最近は電動パーキングブレーキの車種が多くなっていますが、軽自動車でしかもリヤブレーキはドラム式。。。
早速リフトアップして構造を見ていきます。
分解する前に、このN-BOXスラッシュは自動でパーキングブレーキが作動して解除も自動ということで、エンジンをOFFにするとサイドブレーキを引いた状態になってしまいます。
と、いうことはドラムブレーキが外れないということですね。
下記操作を行わないと分解できませんでした。
ドラムの中にモーターが入っていてスイッチ操作によってブレーキシューを動かしています。
*解除の方法
エンジン始動→シフト位置P→ブレーキを踏まないで電動パーキングスイッチ5秒押し→電動パーキングスイッチインジケーターが点滅したら3秒以内にスイッチを離す→3秒以内に再度スイッチを1秒押す→ブザーが1回鳴るのを確認してスイッチ離す→ブレーキを踏み電動パーキングスイッチを押し解除完了
モーターによって作動させているので、ワイドブレーキワイヤーが無く配線があるだけです。
技術の進歩によって様々な部品改良が進んで、機械的に作動する部品は電動化しています。
100年に一度の自動車の改変時期と言われる現在、10年後の自動車の主流はどのような姿になるのでしょうか。
お電話でのお問合せは
0197-24-4358
>> お問合せフォームはこちら